将来の暮らしを支えるお金を見える化する
●「見えない不安」を「見える安心」に変える
親子の間でも、
話題にすることをためらいやすいもののひとつが
「お金」のことではないでしょうか。
「現実的すぎる」
「まだそんな話は早い」
「縁起でもない気がする」
そう感じて、つい後回しにしてしまう方も少なくありません。
でも、「親なきあと」の暮らしを考えるのであれば、
お金について整理しておくことも、
大切な準備のひとつです。
漠然とした不安を抱え続けるよりも、
数字で見える形にすることで、
これから必要な備えが見えやすくなります。
●総額ではなく、毎月の生活費から考える
「子どものために3000万円くらい残せば安心だろうか」
そのように、まず総額から考える方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際には「毎月どのくらいの生活費が必要なのか」
を基準に考えるほうが、より現実的です。
たとえば、
食費・日用品:月4〜6万円
家賃・光熱費:月6〜10万円
医療費・通院費:月1〜3万円
支援・交通費:月1〜2万円
といった形で整理してみると、毎月の生活費は、
おおよそ12〜20万円程度がひとつの目安になります。
この金額をもとに年間の支出を計算し、
何年間の生活を支える必要があるのかを整理していくことで、
必要な資金も少しずつ見えてきます。
●数字は「暮らし」を支えるためのもの
もちろん、ご家庭によって必要な金額は異なります。
また、障がいのある方を対象とした年金や各種手当、
自治体の福祉サービスなどを利用できる場合もあります。
そうした制度も踏まえながら、
必要な資金を考えていくことが大切です。
数字は、ただお金を計算するためだけのものではありません。
「これから、どのような暮らしを支えていきたいのか」
その未来を具体的に描くための目安にもなります。
お金の流れを整理することは、
お子様が安心して暮らせる未来を支える
土台になっていくのではないでしょうか。
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