わが子の未来を思うあなたへ
●不安になるのは、それだけ深く愛しているから
障がいを持つお子さんを育てていらっしゃる親御さんは、
それぞれに異なる状況のなかで、
日々たくさんの想いを抱えていらっしゃることでしょう。
「この子の将来を考えると胸が締めつけられる」
「できることは何でもしてあげたい」
「いまの自分に何ができるのだろう」
そんな切実な声を、これまで何度もお聞きしてきました。
わたしは、不動産や相続のご相談、
そして特性を持つ方々のグループホーム運営を通じて、
多くのご家族と向き合ってきました。
お話を伺うたびに感じるのは、
どの親御さんの愛情も、
本当に深くあたたかいということです。
ただ、愛情が深いからこそ、
心配も尽きないのかもしれません。
「自分がいなくなったら、この子はどうなるのだろう…」
そう思い始めると、
不安は少しずつ大きくなっていきます。
それでも、どうか知っていてください。
不安を抱くのは、それだけ真剣に
お子さんの未来を考えている証でもあるのです。
未来を整えることは、
「別れの準備」ではなく、
むしろ安心して今日を生きるための準備とも言えます。
何から始めればよいのかわからなくても大丈夫です。
まずは、コラムを読んでみてください。
ここからは、ほんの少しだけ
「気持ちを書き留める」ことをしてみませんか?
「この子が笑っていてくれたらうれしい」
「できることを続けていけたらいい」
そんなひと言を書き留めるだけでも構いません。
その言葉は、あなたの想いを目に見える形にする、
小さな第一歩になるでしょう。
書くという行為は、
未来を整理する時間であり、
同時にご自身の心を整えるひとときでもあります。
不安や心配を、具体的な行動へと
やさしくつなげていくことを大切にしたいのです。
もしこの機会が、
あなたのそばで静かに灯る小さな光になれたなら、
それ以上の喜びはありません。
ぜひ、一緒に歩んでいきましょう。

