親亡あとの貧困を防ぐ方法とは?
●サポートが必要な人の存在を認識してもらおう
親がいなくなったあとの生活をどのように守るべきか、
きちんと考えたことはありますか?
「親亡きあとの対策」を何もしていなかったために、
子どもが貧困状態に陥ってしまっているケースは少なくありません。
子どもが深刻な状況に直面した場合、
強制的に国からの支援が行われる入ることもあります。
でも、この支援を受けられるのは、
地域で「支援が必要な障がいを持つ人」の存在が認識されていることが前提です。
昨今では、隣の家にどんな人が住んでいるのか
わからないことも珍しくありません。
まわりの人や国から声をかけてもらえる可能性が低いと、
最悪のケースでは孤独死に至ることもあり得ます。
そうした事態を避けるためにも、
家庭内で問題を抱え込まず、事前に役所に相談して、
「あの家には障がいを持った人がいる」
と存在を知ってもらうようにしましょう。
精神障がい、知的障がい、発達障がいに関する相談を地域で行う際には、
障害者基幹支援センターなどに訪れることで、
無料で相談を受けることが可能です。
・基幹支援センター
・指定相談支援事業所
・発達障害者支援センター
・児童発達支援センター
・自治体の障害福祉課など
まずは、地域に子どもの存在を認識してもらうところから始めましょう。